プリウスG’s ZVW30 2013

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Spec

グレードSツーリングセレクション G’s
型式DAA-ZVW30
オプション
エンジン2ZR-3JM
排気量1790㏄
圧縮比(×)
最高出力ps(kW)/rpm
最大トルクkg・m(N・m)/rpm
ガソリンレギュラー
燃料タンク容量42ℓ
平均燃費20.0km/ℓ
フィットRS スペック

維持費

自動車税
任意保険28,000(7等級)
自賠責
重量税
車検整備
代行費用
ガソリン
修繕費等

年間1万km走行の場合

毎年維持費
車検最低費用

特徴・トラブル歴など

  • タバコ臭、ヤニ

純正チューンドハイブリッドカー

ハイブリッドカーには縁がなく、一度千葉~岩手間をシエンタで往復したことがあるくらいで、しっかり運転をしたことはありませんでしが。先入観がかなりあり全く期待していませんでした。

ところが、このG’s(ジーズ)は剛性アップが施されていることを知り、俄然興味が湧いてきて色々と調べました。このG’sも専用のマフラー、足回り(車高1.5cmダウン)、専用アルミ(18インチ)、専用エアロ、専用シート、専用内装パーツなど色々やってありますが、グレード専用というのは良くある話で走りに劇的な変化をもたらすことのないものがほとんどだと思います。

剛性アップメニュー

  • フロントサスペンションメンバー前端ブレース
  • スタビライザーブラケット大型一体構造
  • フロアセンターブレース
  • ロッカーフランジスポット溶接打点追加
  • リヤバンパーレインホース剛性アップ

これは、エコカーにするチューニングではないでしょう🤣しかもトヨタのメーカーチューニングです。プリウスとトヨタG’s…恐るべし…

このG’sはタダモノではなかった…

街乗りで変化を感じるのはまぁまぁあるとして、個人的には峠に持ち込んでどうか、ということが一番の興味ある部分です。主に箱根ターンパイク(アネスト岩田ターンパイク箱根)や芦ノ湖周辺の峠でのインプレッションです。

ノーマルプリウスとの比較はできませんが、この車は剛性の高さを体感できます。コーナーの安定感が十分あり、ハンドル操作に応じてグイグイノーズが入っていきます。下りでは、回生ブレーキの効果もありフットブレーキが良く効き、「B」レンジでのエンジンブレーキ(に相当する状態?)でのスピードコントロールも割と意のままに近い感じです。車格の割に重いので下りが心配でしたが、多少オーバースピードでも怖くないです。(「安心して走れるタイヤを履いていて」ということが前提です)

登りでは重さもあってか非力さを感じます。ノーマルモードでは。そこもパワーモードを使えば十分に克服できます。アクセル操作とのラグというか違和感を多少は感じますが、しっかり上っていきます。エンジンはフル一定回転状態なので少々うるさいですが😅これは抑揚のあるエンジン音のほうが心地よいと感じますね。

あとは、G’s専用純正シート。以外にもサイドサポートが大きく、体をしっかり支えてくれます。峠だけに限ればもう少し低いセミバケくらいあっても良いと感じてしまいますが、純正でも十分役目を果たしてくれると思います。

元々プリウスに持っていたイメージとは全く違うドライビング体験

エコカーが嫌いなので認めたくはないのですが、峠が楽しい!つまり、運転していて楽しい瞬間のある車です。ハイブリッドとCVTという組み合わせは効率的には最強なのでしょうが、街乗り、高速ではやや退屈です。それを差っ引いても、総合的に運転が楽しいと思える良い車だと思います。G’sは。

タイヤはHankook Ventus V12 Evo2。ややスポーティなアジアンタイヤです。アジアンタイヤといっても、レース供給しているくらいのタイヤメーカーですので国産のエコタイヤとグリップ力を比べたらこちらの方に上だと思います。

タイヤの話をなぜしたかというと、それなりのタイヤが必要な車だと思うからです。エコカーだからとG’sにエコタイヤはもったいない!この足回りと剛性なら高級なタイヤも履きこなせるポテンシャルを持っています。

エンジンや走行性能

ハイブリッドカーというジャンルらしく、総合的にどうかという印象が強く、エンジンや走行性などに区別して感じることが難しいと思いました。

普段はエコに、いざという時はスポーティにもなれる車です。

チューニングメニュー

なし

室内環境

徹底したタバコ消臭を実施しています。

  • ルームクリーニング
  • 全席リンサー掛け
  • エバポレーター洗浄
  • エアコンフィルター交換
  • 業務用消臭剤噴霧
  • 脱臭炭ミニバンサイズ2個置き
  • 微香消臭剤設置

以上、1か月ほどかけて気分が悪くなるレベルのタバコ臭を消しました。

グレードの選び方(スポーツカー好き目線)

スポーツカー好きでも、エコカーに乗らざるを得ないのなら、G’sを選ぶべきだと思います。いまならGRスポーツでしょうか。30プリウスならG’sですね。

ただ、足回り以外の走行性能を変えられる部分がいじれる車ではないので、DIYでいろいろやりたい人には不向きな場合もあると思います。足回りやって外装やったら終わってしまうので。ECU系のチューニングが好きなら良いかもしれませんが、劇的にパワーアップするとも思えませんし、そういう車でもないと思います。

この剛性感とハンドリングは下手なスポーツカーよりも楽しさを感じてしまうと思います。この個体は14万kmです。

改めて言います。トヨタ純正チューニング…恐るべし…😅

GRヤリスオーナーが言うのですから間違いない(笑)

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